3. 『ロゼッタ』について
・楽曲の構成
イントロ⇒Aメロ⇒サビ⇒Bメロ⇒間奏⇒Cメロ⇒サビ⇒ラストサビ⇒アウトロ
・使用されている楽器の構成
オルガン、ピアノ、シンセベース、ドラム、ストリングス、SE、ボーカルである。
・コード進行
イントロとAメロのコードはずっとD#m(またはD#m7)であるが、サビからは、間奏以外基盤が1つのコード進行しか用いておらず、ペンタトニックスケール(この楽曲ではD#m⇒F#⇒G#m⇒A#m⇒C#⇒D#m⇒・・・)である。そのため、鍵盤楽器を演奏するのにほとんど黒鍵を使用する。
4. 実践
・オルガンパート
オルガンは、実際に使われてた音源ソフト「HALionOne(HALion5)」にある音源「Drawbar Control」である。エフェクターも完全再現である。
オルガン
・ピアノパート
ピアノは、ロゼッタ以外での楽曲では「HALion5」から「YAMAHA S90ES Piano」がよく使われるので選択した。原曲のピアノにかなりリバーブを掛けていたのを意識した。
ピアノ
・ベースパート
原曲ではCubase5.0の付属音源「Monologue」が使われているが、残念ながらCubase8には付属していないため、代わりにフリー音源「SUPER WAVE P8」を使用。フリー音源にしては太めのシンセベースであった。
ベース
・キック・スネアパート
原曲ではNative Instruments社の「Battery 3」が使われているが、残念ながら持っていないので、代わりに「HALion5」から使用。キックは「Drum&Bass Kit 1」、スネアは「Pop Room Kit」。ポップ系やダンス系に相性の良いもので再現。因みに、イントロ出始めの爆発のような音もキックの音であり、その部分だけリバーブを掛けている。
キック
スネア
シンバルパート
原曲ではドラム専門音源ソフト「Addictive Drums」が使われているが、こちらも持っていないため、代わりにSteinberg社の「Groove Agent」の中から「Hard Rock Kit Dry」を使用。キックとスネアとは違い、こちらはロック向けのシンバルを原曲では使われているので、思い切ってハードロック向けのものにした。ハイハットシンバルやトップ、ライドは全てこの音源である。
シンバル
SE(シンセキックドラム)
Cメロ後の静かなサビに打たれるような音は、心臓音を表している。資料には解説が掲載されていないため、「HALion5」の「Elektrik Kit」を使用。
SE
ストリングス
1番のサビから鳴るポップスなどに使われるシンセストリングス。「HALion5」の「Acusynth Strings」を使用。今楽曲では、「HALion5」の音源の中で最も再現がしやすい。
ストリングス
ボーカル
原曲ではVOCALOID3の「Megpoid Native」が使われているが、残念ながら持っていないので、代わりにVOCALOID3の一種「Rana」を使用。原曲に倣ってコーラスエフェクトを掛けた。
VOCALOID Editor
リミッター
コンプレッサー
コーラス
完成
インスト