大学在学中に制作した自身の楽曲解説

概要

卒業研究として4年間に個人で制作・発表した楽曲を解説する

1.CDに収録されている楽曲

大学在学中にはフルアルバムを4枚、ミニアルバム・シングルをそれぞれ1枚発表した。
まずはその中の楽曲を解説していき、アルバム毎の特徴・成長過程を見ていく。

・1st Album「輝星の匣」(15曲収録、2016)

1.ラムネの足音 feat. IA
楽曲制作を始めてから初めて4つ打ちに挑戦した楽曲である。
夏をテーマに制作した楽曲で、本楽曲を制作して以降毎年同じキーで夏をテーマにした楽曲を制作している。

2.高架線下で feat. IA
1曲目の終わりのキメから派生する楽曲で、ライブを意識して制作した。
反省点としては、サビに入ってもコーラスを入れていないところである

3.感情レイテンシー feat. 鏡音レン
裏切りをテーマにした楽曲である。
ギターの低音でのリフを使うというスタイルがこのころから垣間見える。

4.パンドラの永続性 feat. 鏡音レン
世の中の不条理や嘘をテーマに制作した楽曲である。
この曲で初めてバンドサウンドにストリングスを取り入れる。
自身の中でも最も評価の高い楽曲の一つであるである。

5.夢少女 feat. IA
夢の中の話。ノスタルジックな雰囲気を出す和風な楽曲である。
仮タイトルは”トワイライト”というものを付けていた。

6.雨夜 feat. 初音ミク
マイナー調のバラードを初めて制作したものである。
2番Bメロで半音進行になるところがポイントとして挙げられる。

7.さよならスターライト feat. 初音ミク
「死」と「性」のダブルミーニングを持たせた楽曲である。
ミキシング・マスタリング共に非常に難航した楽曲で、何度やり直したか覚えてないほど。
2番Aメロで一気に落とすことで楽曲にメリハリをつけることに成功した。

8.極彩色を feat. 鏡音リン
7曲目に続き死をテーマにした楽曲である。
カノン進行の派生形を初めて使用し、ギターのエフェクトもいろいろと挑戦的にした楽曲である。

9.アイリスの終極性 feat. IA
自身が初めて転調に挑戦した楽曲である。
また、ソロにも初めてワーミーを使用し、評価の高い楽曲の一つでもある。

10.レジスタンス feat. 鏡音リン・レン
とにかく速いBPMでカッティングをしたくて制作した楽曲である。
1番と2番でメロディを変化させている。

11.アイスの足跡 feat. IA
1曲目「ラムネの足音」の続編的な楽曲である。
静かになるところはBPMを意図的に落としており、メリハリがつくように意識した。

12.トライアングル feat. 鏡音リン
タイトルの通り三角関係をテーマに制作した楽曲である。
仮タイトルは”赤い糸”というものを付けていた。
サビから楽曲を始めることでサビを印象付ける手法を意識した。

13.Darwin feat. 鏡音リン
後の楽曲「Charlotte」の対になる楽曲で、少女目線の楽曲である。
放課後の教室での勉強会や帰り道での寄り道等青春を描いている。

14.Charlotte feat. IA
「Darwin」と対になる楽曲で、こちらは少年目線の楽曲である。
夕方に現れる一番星、彗星に焦点を置き青春の1ページを描いた楽曲である。
自身が投稿した楽曲の中で最も再生数が多く、再生数は1万再生を突破している。

15.浮カブ舟ト流レ星 feat. IA
「夢がかなう場所」を探している旅人の曲である。
アルバムタイトルにもある星をテーマにした楽曲である。

1stアルバムは、初めてのアルバムということもありサウンドや曲調的にも粗削りなところが目立つ。
特に、ミキシング・マスタリングについては統一感もなく未熟な点が多く見受けられた。
楽曲の特徴としては、バンドサウンドで完結した楽曲が多く、「かっこいい」に重きを置いたものになっている。

・2nd Album「at new moon night.」(15曲収録、2017)

1.15cmの執行猶予 feat. IA
少し切なく、甘酸っぱい青春を描いた楽曲である。
少女視点の楽曲である。

2.モーニングロウセンシティブ feat. 鏡音リン
さよならの前に星を見に行こう、という楽曲である。
1stアルバム同様、1曲目との繋がりを意識した。

3.Growing!? feat. 鏡音レン
「15cmの執行猶予」と対になる楽曲で、本楽曲では少年からの目線を描いている。
離れ離れでも気持ちだけ置いていけるならという楽曲である。

4.グッバイセブンティーン feat. IA
初めてアコースティックギターを使用した楽曲である。
”ベールを外して微笑む君”という歌詞がいろいろと暗示させている。

5.Another days. feat. 鏡音レン
別れの日直前の楽曲。自分の想いに噓偽りはないという証明のような歌詞で、
後の楽曲につながる単語もちりばめられている。

6.夢恋 feat. IA
さよならをしてしまった後の少女視点の楽曲である。
”離れ離れで直接会えないから夢の中で会いに行くよ”という曲である。
この「夢」がアルバムの中で重大なキーになってくる。

7.rem -instrumental-
さよならをしたあとの空っぽになった日常を描いた楽曲である。
初めて制作したピアノインスト楽曲でもある。

8.ELECTRIC SUMMER… feat. IA
「夏の思い出」をテーマにした楽曲である。
「ラムネの足音」のフレーズを使用するなど、その楽曲を昇華させたような楽曲でもある。

9.空蝉とタイムマシン feat. IA
「夏の思い出(川)」をテーマにした楽曲である。
サブタイトルには「去年の夏、君は」というものを付けた。

10.透明ガール feat. 初音ミク
以前住んでいた地に戻ってくると少女はもういなくなっていたという少年の楽曲である。
探したいけど探したくない、そんな葛藤を描いた。

11.パラレルシンドローム feat. 鏡音リン・レン
いなくなった少女を忘れられなくてうなされるほどに少女のことを諦められない少年の楽曲である。
転調を何度も繰り返し、不安定さを演出した。

12.アフターグロウセンセーション feat. 鏡音レン
少年が少女を探すため旅に出ることを決意する楽曲である。
最初静かに始まり、サビで一気に爆発感を出すために1Aではエレクトリックピアノのみを使用した。

13.ハルカカナタ feat. IA
少女目線の楽曲で、雪の降る街で少年をずっと待ってるという曲である。
月の向こうという歌詞から遠くに行ってしまったことがわかる。

14.星ノ行方マデ feat. 初音ミク
旅をする道中の少年の楽曲である。
流星群を頼りに少女を探している。

15.フラワー feat. 鏡音リン
「夢恋」と直結する楽曲で、成長した2人の結婚式を描いた楽曲である。
アルバムを通していろいろなことを乗り越えた後、最終的に結婚してハッピーエンドになる物語を描いた。

2ndアルバムは青春の全てをサブタイトルにし、アルバム1枚通して少年少女を主人公とした一つの物語になるよう構成されている。
ミキシング・マスタリングを専門の方に依頼することで1stアルバムの時に問題点とされていた部分が解消され、
アルバムとして統一感のある聴きやすいアルバムとなった。
本アルバムでは、自身の制作スタイルでもあるバンドサウンド+ストリングスという楽曲が多く、
ピアノインストの楽曲やアコースティック主体の楽曲が収録されるなど、幅広いアレンジができるようになった。

・1st mini Album「デイドリームマイドリーム」(8曲収録、2017)

1.ペルソナゲート feat. 鏡音リン
制作当時、選挙のために手段を選ばない政治家や隠蔽の報道が多く、
世間に不信感を抱きながら制作した楽曲である。
波形を切る手法や分厚いコーラス等、2ndアルバムで得た技術を詰め込んだ楽曲である。

2.略奪のプロローグ feat. 鏡音リン
初期感があり、原点回帰な感じを出しつつも
最近になって得た技術を詰め込められた楽曲である。
ひどい失恋をした少女の曲である。

3.i miss u, feat. IA
自身のバラードにしては少しBPMが早めな楽曲である。
離れ離れになってしまったもののまたいつか会えると信じている少女の曲である。

4.エラーコード feat. 鏡音レン
ギターのフィードバックから始まる楽曲である。
フィードバックの他にも、パッドシンセを始めて使用するなど、
様々なことに挑戦した楽曲でもある。

5.キャンドルループ feat. 鏡音レン
キメを多用することに重きを置いた楽曲である。
恋人のために買っておいたものを見つけ、未練が残っている少年の視点を描いた。

6.デイドリームマイドリーム feat. IA
落ちサビの変形から始まる楽曲である。
本ミニアルバムのなかで一番迷いながら制作した。
今までな言葉が全部本当ならよかったのにという少女の悲壮を描いた。

7.アイリスの終極性(Rearrange) feat. IA
1stアルバムに収録されている楽曲のリアレンジバージョンである。
1st当時はバンドサウンドのみだった楽曲を、2ndアルバムで確立したバンドサウンド+ストリングスの編成にリアレンジした。

8.雪の魔法(Rearrange) feat. IA
どのCDにも収録されていなかった楽曲のリアレンジバージョンである。
楽器の編成は変えておらず、ギターを録り直し・ミキシング・マスタリングをし直したものである。
雪の降る街に住む男女の一日を描いた。

2ndアルバムから2カ月弱で発表したミニアルバムは、
制作期間の短さを感じさせないボリュームの作品になった。
リアレンジ楽曲は、アルバムで身につけた技術や見つけた反省点等を活かすことに成功した。
2ndアルバムでは依頼したミキシング・マスタリングは、その時の音源を聴いて感じたことを活かすことができた。

 

・3rd Album「ティアドロップメモリー」(14曲収録、2018)

1.ココロノオク feat. 初音ミク
純粋にかっこいいを追及したくて制作した楽曲である。
裏切られた少女を救おうとする少年の物語を描いた。

2.ショートヘアーパラダイム feat. 鏡音リン
ショートヘアーに踊らされる少年の楽曲である。
夏を意識して制作した。

3.ティアドロップユース feat. 初音ミク
アニメソングのような楽曲を作りたくて制作した。
高校最後の夏にあがいてみようとする少年の楽曲である。

4.pool feat. 初音ミク・鏡音リン
普通とは何かを考えさせられる楽曲である。
好きな少女を男に奪われたという少女の葛藤を描いた。
IV♯m7♭5→IVM7→V→IIIm7のコード進行が特徴的である。

5.恋星座 feat. 初音ミク
既婚者に恋をしてしまった少女の曲である。
自身のバラードのスタイルが確立されてくる。

6.orion -instrumental-
「恋星座」のフレーズを引用したピアノインスト楽曲である。
途中の転調で次曲のキーに移り、楽曲間の繋ぎのような役割を果たしている。

7.チョコレートグラムエイト feat. 初音ミク
バレンタインにチョコレートをつくる自分のことをメンヘラだと気付いていない少女が
「メンヘラ演じてたら本当にメンヘラになってきてしまった」という曲である。
Aメロで部分転調をしていたりギターのエフェクトを奇怪にしてみたりと、かなり挑戦的な楽曲でもある。
曲名からは想像もできないハードでスピーディーな曲に仕上げた。

8.ぼくらの feat. IA
3時間で曲は作れるのか?という題材で制作した楽曲である。
結局別れるなら好きだなんて言わなければよかったという少年の葛藤を描いた。

9.メモリーズラスト feat. IA
ポップめなバラードである。
曲調とは裏腹に夫を亡くしてしまった老婆の曲という重めなテーマにした。

10.微炭酸がーる feat. 初音ミク
微炭酸のような弾ける青春の1ページを描いた楽曲である。
イントロに入る前の環境音は自室でコップにサイダーと氷を入れて録音したものを使用した。

11.アクアリウムシンデレラ feat. IA
夢のような体験をしていい気分になってたら本当に夢だったという曲である。
ラスサビ後半だけコード進行を変えエンディング感を演出している。

12.レジスタンス(2018 edit.) feat.鏡音リン・レン
1stアルバムに収録されている楽曲のリアレンジバージョンである。
楽器陣を全て録り直し・打ち込みしなおし、ミキシング・マスタリング共にしなおした。

13.a.m. 2:09(2018 edit.) feat. 初音ミク
どのCDにも収録されていなかった楽曲のリアレンジバージョンである。
原曲はピアノとボーカルのみだったものをバンド編成に編曲した。
2ndアルバム収録「夢恋」の後日談のような立ち位置の楽曲でもある。

14.ココロノオク feat. 荒巻
1曲目を実際に歌ってもらったものである。
合成音声と肉声では処理の仕方も変わるため、新たな発見となった。

3rdアルバムは図らずも1stアルバムの雰囲気に寄った原点回帰的なアルバムになった。
アルバム自体に具体的なテーマはなく、様々な楽曲を詰め込んだような印象。
ミニアルバムでの反省点を活かしたミキシング・マスタリングもできているように感じる。
楽曲面ではポップで爽やかな楽曲が増え、また今作で初めて人間が歌った楽曲が収録された。

・1st Single「スターゲイザー」(3曲収録、2018)

1.スターゲイザー feat. 初音ミク
爽やかでかつかっこいいポップソングを意識した楽曲である
間奏での転調が秀逸で、ソロに初めてピコピコサウンドを取り入れるなど新しい挑戦をした。
七夕の曲。

2.魔法が解けなくても feat. IA
コンピレーションアルバムに書き下ろしした楽曲のリアレンジバージョンである
正統派バラードであり、評価の高い楽曲の一つでもある。
”報われない眠り姫が主人公のおとぎ話”を楽曲テーマにした。

3.Dystopia, feat. 初音ミク
2曲目「魔法が解けなくても」の対となる楽曲である。
暗く、マイナー調のバラードで、悲しくもかっこいい感じのする楽曲に仕上げた。
「魔法~」に出てくる眠り姫を助けようとする王子の視点を描いた曲である。

このシングルでは、表題曲とカップリング曲の表裏性が上手く表現できたと感じる。
ポップな楽曲、切ない楽曲、悲壮にあふれた楽曲、全てに違うポテンシャルを持たせることができた。

・4th Album「flower Maze」(15曲収録、2018)

1. Navy Blue -instrumental-
2曲目「ネイビーブルー」をピアノインスト楽曲にしたものである
アウトロからギターがフェードインしてきてそのまま次の曲へ移り変わるという構成にしている。

2. ネイビーブルー
失恋して自暴自棄になりつつも相手を忘れられず、
ずっと同じピアスを付けていることを気付いてほしいという少女の曲である
ゆったりとした始まりから終盤に向かうにつれてリズムパターンに疾走感を持たせることで、
悲壮感を演出した編曲になっている。
3. 刹那
毎アルバムの2曲目はEメジャーキーで短い曲を作るということを決めており、その立ち位置の楽曲である

何となく気付いていることも気付いたら負けだと思い込んで迷路のような思考に陥る少年を描いた。

 

4. レモネードレモネード
BPM123と遅めながらも軽快で爽やかなギターポップである
好きだけど相手がどうかわからないが故になかなか行動できないという心情を描いた。

5. La traviata
初めてブラスセクションを取り入れたジャズ調の楽曲を制作した。
純粋だったはずが気付いたら遊び人になっていた少女の曲である

6. 平行線のラブレター
男の子から猛アタックされていたが、自分に素直になれず思いを伝えられずにいると
いつの間にか別の少女に少年をとられてしまった少女の曲である

7. insomnia
浮気されていたことを知りひどい喧嘩別れをする場面から始まる重めな楽曲である
今までに使ったことのない楽器を多く使用し、初めて6/8拍子で制作した楽曲でもある。

8. Eucalyptus -instrumental-
初めて制作したバンドサウンドのインスト楽曲である
ユーカリの花言葉である「追憶」をイメージして制作した。

9. 芙蓉
花屋でアルバイトをしている少女が店長の旦那と不倫をするという楽曲である
「何て読むんですか?」という言葉の通り一見読み方のわからない”芙蓉(ふよう)”という花の名前をタイトルにした。
歌詞中に”芙蓉”は出てこないが、”不要”を入れることでタイトルを暗示させている。

10. Cologne
未練なんてないと自分に言い聞かせて自分の力で変わろうとする少女の楽曲である
ここで出てくるコロンは金木犀の香りという設定にしている。
11. 一万回の愛してるも
思い切りBPMを落とした入りサビから始まりイントロで一気に爆発する編曲を意識した。
本楽曲も失恋した少女が主人公であり、
これまでに出てきた失恋した少女とつながる歌詞を散りばめてある。 

12. 略奪のプロローグ(Rearrange)
ミニアルバムに収録されている楽曲のリアレンジである
ギターを依頼し、ドラムをアレンジしなおしアルバム用にリマスタリングした。

13. サクラパレード!
自分の新しい名刺代わりになる曲を作りたくてCMコンテストに応募した楽曲である
(採用され、全国TVCMで放映された。)
”別れもあるけどそれは終わりじゃなくて始まりだよ”という明るいテーマの楽曲である

14. flower Maze
道そのものは綺麗に見えてもトゲがあったり迷ったり行き止まりがあったりする。
そんな「花の迷路」を人生に例えた楽曲である
アコースティック編成を主体としており、アルバムのラストを飾るにふさわしいポップな楽曲に仕上がった。

15. レモネードレモネード feat. 詩人
4曲目「レモネードレモネード」を歌ってもらったものである
前回までに依頼をしたボーカリストとは全然違った特徴を持っており、
イコライジングをする際に注意する点を新たに発見することができた。

3rdアルバムからわずか3カ月の制作期間で発表した4thアルバム。

「花」をテーマに制作し、ほぼ全曲に花の要素や花言葉の意味を込めた。
また、自身のアルバムで最もバラエティに富んだアルバムになっており、最高傑作との呼び声も高い。
切ない+かっこいいの楽曲スタイルが確立され、始めてのバンドサウンドでのインスト楽曲を収録している。
2ndアルバムで会得したアコースティックなアレンジも確実に昇華することができた。
ミキシング・マスタリング面でも、3rdアルバム、1stシングルでの反省点を活かすことができている。

2.CDに収録されていない楽曲

制作した楽曲の中にはアルバムに収録されることのなかった楽曲もある。
それらの楽曲を解説していき、反省点等を見ていく。

・Surrounded by…
大学入学後、初めて制作したいじめを題材とした楽曲である
改めて聴いてみると楽曲のスタイル・メロディの雰囲気は今とあまり変わりはないように感じる。
1サビと2サビでボーカルのタイミングがずれており、ハイが出すぎて耳が痛くなるギターの音作りが反省点として挙げられる。

・心音
死についての楽曲である
もはやだれが喜ぶのかわからない歌詞で、とにかく作りたいものを作ってたんだな、という印象がある。
反省点としては、ボーカルの音域が広すぎ、ドラムの打ち込み感が顕著であり、楽曲自体も単調に終わるところである。

・DELETE!
言ってることが二転三転しすぎて何を言いたいのか分からない歌詞すぎる。
ドラムの無理押しや全ての楽器がセンターになっていること、音作りがもこもこしすぎている、
アウトロがバラバラになっているところなど、反省点しか見つからない楽曲である

・ナンバープレート
こちらもだれが喜ぶのかわからない歌詞で、
Suurounded~と同様、ボーカルのタイミングがずれているのが大きな反省点であり、
DELETE!同様全ての楽器がセンターになっていること、音作りがもこもこしすぎているのも反省点である。

・叩いてください
投稿した曲が伸びなさ過ぎて何がいけないのかわからないから叩いてほしいという思いで制作した楽曲である
全ての楽器がセンターになっていることがまだ修正されていないが、
ボーカルのタイミングズレ問題は解消されている。
このころから歌詞に意味を持たせるべきだということに気づく。

・happy?
ピアノが主体でジャズ調の楽曲である
初めて制作した失恋の楽曲でもあり、コーラスを重ねることもしているアルバム収録でない曲としては挑戦的な楽曲でもある。
コーラスにダブラ―をかけると尚よかったかもしれない。
反省点としては、ピアノのベロシティが全て均一になっているところが挙がる。

・ポテトのうた
某ファーストフード店のポテトが揚がるときの音をバンドサウンドにアレンジした楽曲である
構成としてはいいものの、ディストーションギターがセンターになっていること、
間奏のワブルベースの音量が大きすぎ、ハイが出すぎて耳が痛い点などが反省点として挙げられる。

・Mirror
ピコリーモ、メタルコア的な要素を持った楽曲を制作したくて作った楽曲である
スクリームを演出したくてボーカルにリングモジュレータをかけるが、
何を言っているのかわからなくなっているところが反省点になる。

・フィナンシェと白昼夢
ほのぼのとしたカップルの日常を描いた作品である。
リードギターのエフェクトは面白いものがあり、2番Bメロでコード進行が変わるところなどは良い点だと感じる。
ギターソロがちゃんと弾けていない部分があり、コードギターの中低音が出ていないところなどは反省点として挙げられる。

・To my hand
ふざけて制作した楽曲であるため省略する。

・コールドスプレー
楽曲としての完成度が上がってきたのが聴いていてわかるほどになっている。
ディレイの使い方やフレーズ、メロディが良くなっているように感じる。
反省点としては、ベースの音源が曲と合致しておらず、ボーカルの調声をしていない部分が挙げられる。

・Brighter!
音楽ゲームの楽曲公募に落選した楽曲で、投稿するためにボーカロイドにしたもの。
楽曲としては評価が高かったが、音楽ゲームで遊ぶには譜面にしにくいという点が反省点に挙げられる。

まとめ

大学在学中に制作した楽曲で権利上ここに記載した楽曲82曲を全て解説してみて、
初期のころからは考えられないほどにできることの幅が広がっていると改めて認識した。
アルバムを一枚作る毎に編曲のバリエーションが豊かになっているのがよくわかる。
在学中に触れた様々な音楽は確実に自分の中にインプットされているので、
今後の制作にもどんどんアウトプットしていきたい。

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