#43『ほぐ - hogu』



Am  Em  Dm   FM7

仮に僕が明日居なくても

 Am  Em FM7   C

神様は今を回しているよ



Am  Em  Dm   FM7

仮に君が泡になってしまったら

 Am  Em FM7   C

神様が回す今は空になる



Am  Em  Dm   FM7

ねぇ、時にはおいしいものを食べよう

 Am  Em FM7   C

ちょっと背伸びしすぎかな?今日が終わる



Am  Em  Dm   FM7

ねぇ、らしくないけれど花束を

 Am  Em FM7   C

用意してみたよ あぁ今日が終わる



  Em  G Am   C

さよならは素直にしてね

  Em  G Am   C

手を取る指の先が冷えた

  Em  G Am   C

さよならは素直にしてね

  Em  G Am   C

僕の声 記憶と潰えた



    C        F

あまりに綺麗すぎた 陽だまりの日々に

 G    Em  C   F   G   Am

閉じていた傘の差し方も忘れて佇んだ



    C        F

湿っぽい昼下がり 五月雨の声が

 G    Em  C   F   G   Am

石を溶かして 打ち付けられる僕は 真夏の螻蛄



Am  Dm Em F Am  Dm   Em    C

厳しいね 君時雨 想いは知れずに枯れてゆく

Am  Dm Em F Am  Dm   Em    C

ひと夏の 蝉の声 私をそっと連れてゆく



  Em  G Am   C

真夜中 明日を追い果てた

  Em  G Am   C

冷めぬ喜楽を押し殺した

  Em  G Am   C

飲めや騒げや気をやれど

  Em  G Am   C

意識の帰路 私へ着いた



   C        F      G   Em  

甘い湯気に抱かれて 忘れた面影思い出す午後の

C    F    G  Am

夕に焼かれた路地に涙



    C        F      G  Em  

部屋の隅でごみにもなれない紙屑の吐いた言葉が

C   F   G     Am

夏の風物詩を書いていた

C    F   G    Am

僕はそれをただ集めていた