ニックネームの心理学

学外オリエンテーション学音2014

2014.4.18(金)〜19(土)と学外オリエンテーション(学外研修旅行)に行ってきました。

この学外オリエンテーションではコースや専修の壁を超えて、共に学ぶ同期生と先生と親睦をはかり、皆で[新しい音楽学科]を作っていくことを目的にしています。

「同じ釜の飯を食う」の喩え(たとえ)どおり、2日間の共同生活をした親しい仲間は一生の友となり、そして一生の財産となることでしょう。

 有意義な時間(とき)を、共に[友]と過ごしましょう。

学科長挨拶として「研修のしおり」にこう記しました。

初日の宿舎での自己紹介タイムで皆さんにお願いしたことは「出身地と(自己申告の)ニックネームと地球最後の日に食べたいものを言って」でした(笑)

そしてこの3つのキーワード全員で書き取り、全員で復唱し、全員で拍手をするんです。

ネタばらしになるので詳しくは書きませんが、「ニックネームで呼ぶ」「相手の好きなものを知る」「相手の名前を沢山呼ぶ」「全員で拍手をする」などは王道の心理的テクニックで、ゆるーい研修に見えて実は凄くポイントをついた効果的研修なのです。

そして「同じ空間で同じ時間に同じことをして過ごす」、更には「実際に同じ釜の飯を食う」といった物理的テクニックを加味して、仲間(同士)であると云う「刷り込み」を与えるのです。

敢えて写真のサイズは落としていますが、帰る直前の集合写真です。

どうですか、皆イイ顔をしているでしょう。

この研修が有意義であったことは言うまでもなく、この写真が証明しています。

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